コードレビュー実践入門（その１）
『WEB+DB Press vol.72 コードレビュー実践入門』の読書記録
- 作者: 近藤宇智朗,生井智司,Dr.Kein,tokuhirom,森田創,中島聡,堤智代,A-Listers,はまちや2,竹原,川添貴生,久保達彦,道井俊介,飯田祐基,中村知成,規世やよい,後藤秀宣,天野祐介,奥野幹也,WEB+DB PRESS編集部
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/12/22
- メディア: 大型本
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なぜいま、コードレビューか？
元々はウォータフォールモデルの開発手法の１ステップだった
⇒手戻り不可、コストなどの制限によって現実的には取り入れられないことが多かった
OSSの世界では必要なステップとして実施されてきた
あるプログラムの修正をMLなどでリクエストし、OSSのPJ側がレビューして採用・非採用を決める
⇒負荷が高い
GitHubそしてPull Requestの登場によって負荷が大幅に軽減
Pull Request…オープンなコードの複製を取得して使用している過程で修正を加えたものを元のコードに取り込んで貰えるように依頼できる仕組み。
コードレビューを取り巻く環境の変化
・OSSやソーシャルコーディングなどの増加
・ツールの進化
⇒これらの状況の変化によってコードレビューの重要性が注目されてきている
コードレビューのメリット
・コードの質の向上
・複数人の目にふれる
・教育
・コードレベルのコミュニケーション
・規約などへの反映
コードレビューのデメリット
・コスト
⇒ただしテスト効率の50%~80%が削減できるという説もある
⇒ツールの進化で補える
