Web系エンジニアのSwift学習ことはじめ 2018
年明けに書いたとおりSwiftの学習を始めてみた。いきなり何かのアプリを作ってみてもいいのですが、モバイルアプリ開発全般の中でのSwiftやiOSアプリ開発の現状を知ることを重視したいためまずはきちんとSwift言語を学習してみることにした。丸腰の初心者がiOSアプリ開発をやってみたという話ではなく、ある程度ほかの言語をかじったことのあるエンジニアがSwiftをさらっと学習するためにやってみた内容としてまとめておきます。
学習教材
詳解 Swift 第4版
- 作者: 荻原剛志
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/12/26
- メディア: 単行本
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いくつか探した中でSwfit4をサポートしていて言語についてしっかりまとまっていると感じて選択。今回はSwiftの基礎知識を得るためCHAPTER 1だけ読んだが本格的に学ぶならそれ以降も読んでおきたいと感じられる内容。というか取っ掛かりは良いとしても最終的には全部読むべき。その価値のある一冊だと感じた。
Hatena-Textbook プログラミング言語 Swift
はてなさんのエンジニア向け学習教材。実際にアプリ開発に入るうえで必要な、より実務寄りの必要最低限がまとまっている。これだけでも基礎知識としては充分まとまった内容だと思う。
The Swift Programming Language
言わずと知れた公式。今後、必要に応じてここに来るだろうということで、特にLanguage GuideやLanguage Referenceあたりにどういう項目があるかをさらっと見ておくのが良さそう。
学習環境
詳解 Swiftの途中でも紹介されているが、言語仕様を把握するだけとはいえ実際にコードを書いてみたほうが理解しやすいケースは多いので以下のツールが最初から使える状態にしておいたほうが学習が捗ると思われます。なお、Xcodeのインストール手順などの基本的な開発環境の構築手順はググればいくらでも出てくるので割愛。
Xcode playgrounds
インタプリタ方式のツール。XcodeのWelcome画面から呼び出せる。
補完がきいたりリアルタイムでエラーが表示されて分かりやすい。1行程度のコードでその動作を学習するには手軽でちょうどよい。
コマンドラインツール
REPL方式のツール。コマンドライン好きならこちらが良さそう。
Serria以上のMacなら簡単に導入できる。
$ sudo xcode-select --install
詳細は以下。
なお、SwiftはOSSはなのでUbuntuでも同様のことが可能。