【勉強会メモ】Mobile Act OSAKA #3
- 日時:2018/02/05(月) 18:45 〜 21:20
- 場所:Osaka Innovation Hub (大阪イノベーションハブ)
iOS/Androidアプリ開発を中心に幅広いテーマを扱う勉強会で、今回もReact NativeからGoogle Home/Amazon EchoやAndroid TVなど幅広い内容で充実した勉強会でした。React Nativeは Web+DB Press vol.102 でも特集されていてじわじわ来ている感があります。アクセシビリティも最近よく話題に上がるテーマと感じています。懇親会も様々な話題の情報交換ができて充実した時間でした。次回はまた2ヶ月後に開催とのことです。
ちなみに余談ですが、先日私も Google Assistantアプリを公開しました が、今のところTシャツはもらえてません…
iOSデバイスを特定アプリ専用端末化する2つの方法
遅刻したため後半少ししか聞けませんでした。 アプリをシングルアプリモードにして完全に専用アプリ化するという話だと思います。
一度設定すると設定したMac端末からでしか解除ができない。万が一、設定したMacを買い替える場合などは以下のサポートサイトの手順で移行できるとのこと。
Apple Configurator 2 のデータを保存または移行する - Apple サポート
DroidKaigiアプリにコントリビュートしてみた
DroidKaigとは
- 日本のAndroidカンファレンス
- 2/8 新宿で開催
DroidKaigiアプリ
コントリビュートした内容
- デザイン修正
- 簡単なデザイン調整
- バグ修正
- セッション終了時間のバグ
- 表記ミス
- Typo修正
- Android StudioのAnalyzeで見つける
- Lintエラー修正
- これもAndroid Studioで見つけられる
簡単な修正でも喜ばれるので気軽にプルリクを送る
メモ
Q:どのくらいの期間でマージされるか
- 早ければ3分くらい
- 遅くても1日以内
Spellは辞書登録できる
Androidで用意されている端末との近距離通信のあれこれ
Android Beam
良い点
- AndroidOSの機能なので受信側が同じアプリを入れなくても良い
- ネット接続不要
- 比較的大きいデータも早く送受信
悪い点
- 近くないと通信できない
- Android Bean設定はデフォルトでONになっていない事が多い
評価
- ○:近距離の端末にメッセージを送る
- ○:オフライン対応
- △:1対多通信
Nearby Messages API
良い点
- 近距離の知らない人とも通信
- OSに依存しない
悪い点
- オフラインでは利用できない
- 耳に聞こえない音が聞こえる可能性もあるらしい
- 100KBまで
評価
- ◎:近距離の端末にメッセージを送る
- ×:オフライン対応
- ○:1対多通信
Nearby Connections API
- Google I/O 2017で発表
- バージョンアップ
- 完全オフライン対応
- WiFi, Bluetooth などを使用
良い点
- オフラインで利用可能
悪い点
GooglePlayServiceに依存
○:近距離の端末にメッセージを送る
- ○:オフライン対応
- ○:1対多通信
まとめ
メモ
事例:Googleフォトに実装されているらしい
Decodable.CodingKeys のキー名を動的っぽくする
Swift4のDecodableについて。あまり詳しくないため詳細はメモできず。以下のような話だったと思います。すみません。
init(from:)
のデフォルト実装を使いたい- Decodableの実装のテストまで必要になりそう
- 実装はシンプルにしたい
スマートスピーカーをリリースした知見
Amazon EchoとGoogle Homeについて
- スキル(アクション)を開発しリリースできる
- Actions on Google
- Dialogflow
アプリをリリースするには審査に合格しないといけない
リジェクト事例
応答後にマイクオープンしっぱなしはNG
- 「他に知りたいことはありますか?」で会話を継続させる
- 便利なメソッド
- ask会話を続ける
- tell会話を終了する
Amazonの場合の問題
- ヘルプやストップに反応させる必要あり
- ちゃんと応答しないとリジェクト
- 「終了して」にハマる
- SessionEndRequestにとぶ
アプリの申請
- Google Home 3営業日ぐらい
- Amazon Echo 1営業日ぐらい
承認の連絡
- Google Homeは絵文字付きで祝ってくれる
- Amazon Echoはそっけない
プライバシーポリシーについて
- Google Homeはプライバシーポリシー必須
- プライバシーポリシーの使い回しはリジェクトされる
- AmazonEchoは特に必要ないのに書くとリジェクトされる
メモ
- Q:ユーザーが何を言ったかわかる?
- Echoはわからない
- GoogleHomeはDialogflowに履歴が表示される
- 開発登録費用は不要
- Google Homeアプリを公開するとTシャツがもらえる
ReactNativeの開発環境を5分で作る
ReactNativeとは
- JavaScriptとReactを使って書いたらどこでも動く
- Facebook製ライブラリ
メリット
デメリット
- ノウハウ事例が少ない(英語の資料)
- 今後続いていく保証はない(Facebookしだい)
- Reactの学習は必要
- WebViewベースのハイブリットアプリよりは早いがネイティブよりは遅い
開発環境を5分で作る
必要なもの
開発のしかた
create-react-native-app
を使う- webpackの設定など全部入り
react-native-cli
を使う- 自分で作るがちゃんと開発するならこちら
開発の流れ
実行
react-native run-ios
react-native run-android
こういう時はReact Native
- ネイテイブ開発者がいなくてWeb開発者ばかりだがネイティブアプリを使いたい
- Reactに知見がある
- スピード重視
- iOS/Androidで共通コンポーネントで作り、保守性を上げたい
- Facebookが出す技術が好き
メモ
- Q:パフォーマンスは?
- ネイティブより遅いと言われているが実際は体感できるほどでは明確に遅い事例は把握していない
モバイルアプリのアクセシビリティ
アクセシビリティ
- 利便性
- 障害の有無にかかわらず利用できる
例えば音声フィードバック
VoiceOverについては過去のスライド参照
Andoridの音声フィードバック
- android:textをそのまま読む
- layoutを1つのグループとして扱う
など
要素を設定してタップするとその範囲を読み上げてくれる
読み上げの例
2月1日(木)
2月5日(月)
Googleのユーザー補助検証ツール
- コントラスト指摘
- タッチターゲット指摘
メモ
Android TV
- インターネットサービスの使えるTV
- Voiceで検索できる
Netflixの事例
- 最初はスマホやPCの加入者が多いが半年経つと圧倒的にTVが多い
いつも家にある
- 家のサービスゲートウェイ
- SmartHome化
映像
- Google Homeだとずっと聴くだけ⇒意外としんどい
- 映像があるほうが良い
Googleの事業戦略
- スマホ⇒TV⇒自動車
まとめ
- 黎明期でまだブルーオーシャン
- 黎明期のおもしろさ
- モバイルアプリの経験が活かせる