【読書メモ】最短で目標を達成する!PDCAノート
- 作者: 岡村拓朗
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2018/01/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「自分を劇的に成長させる!PDCAノート」に続くシリーズ2冊目。1冊目は日々の生活の中でPDCAをどうやって習慣づけていくかという点にフォーカスしていたが、この2冊目ではどうやって長期的な目標を設定して日々の行動に落とし込むかという点にフォーカスしてその作業を7つのフレームにしたものが紹介されている。個人の目標だけでなく仕事で設定する目標の立て方や日々の業務へのつなげ方のヒントにもつながる内容だと感じた。
7つのフレームは作者の考案したオリジナルなものだが、それぞれのフレームには一般的に紹介されている理論や知識が盛り込まれているので解説を読むだけでも参考になる。7つのフレームの詳細は書籍の本編参照。それらの解説の中で紹介されている理論や知識をまとめておく。
7つのフレーム
以下の7つをノートに書いて実践する。後半にいくほど日々のアクションに落とし込まれる。
目標達成の3つの条件
- 見える化
- 仕組み化
- 習慣化
仕事のGPS
高橋政史氏が提唱しているフレームワーク。
- G(Goal):目標
- P(Points):目標達成のためのポイント
- S(Steps):どんな手順(ステップ)で実現するか
1ゴール、3ポイント、3ステップ を作って仕事を計画する。
※参考
- 作者: 高橋政史
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2013/04/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ウィルパワー(意志の力)
- 心理学者ロイ・パウマイスター氏が提唱
- 目標を成し遂げる集中力を生み出す力
- 小さな意思決定を繰り返すことで徐々に消耗する
※参考 toyokeizai.net
情熱大陸メソッド
- ゴールに臨場感を持ってイメージできるビジョンを描く
- TVの「情熱大陸」に取り上げられた自分をイメージしてみる
SMART基準
目標設定は以下を意識する。
- Specific(具体的であること)
- Measuradle(測定可能であること)
- Achievable(達成可能であること)
- Relevant(関連性があること)
- Time-bound(期限があること)
※参考
行動4原則
改善策をつくる時には「行動4原則」を意識する。上から順番に考えることでやることを無駄に増やさないようにする。
- やめる: 無駄を削り、シンプルにする
- 変える:別のアクションに置き換える
- 続ける:継続する
- 始める:新しい施策・プランに取り組む
環境4要素
習慣化する秘訣は「環境4要素」を考えて適切な環境に変えてみる。
- 時間:朝の5分で1日をデザイン
- 場所:デスク以外にお気に入りの場所を見つける
- 人:仲間を作る
- 道具:快適な道具を使う
ウィークリーレビューでは行動4原則と環境4要素のマトリクスで改善策を洗い出す。
1万時間の法則
スペシャリストになるために必要な時間
※参考
パレートの法則
仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している
- 要点を抑えた20%思考の視点が重要
- 完璧を目指すよりまず終わらせる、得意な土俵に仕事を投入する
※参考