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レディオキャットハテナ

【勉強会メモ】スクラム道関西 オープンジャム

scrumdo-kansai.connpass.com

  • 日時:2020/01/27(月) 19:30 〜 21:30
  • 場所:株式会社ラク

数ヶ月ぶりに弊社にお招きしてのスクラム道関西です。月曜なのにたくさん来ていただいて、とても嬉しかったです(会場提供しただけですが)。

今回のテーマはこちらです。現場の実践的な課題感というか、面白そうなテーマが多いと感じました。

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OST形式で3セット実施しました。

1on1の落としどころ

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1on1の落としどころ

  • 上司と部下以外に、メンバー同士でも実践
  • 社員以外にパートナーさんなど
  • マネージャが勝手にアサインしている
  • ルールは特に無い場合と、会社からやり方の説明を受けている場合がある
  • 頻度は毎週だったり不定期だったり
  • テーマは特に決めず、自由に話す(世間話なども)
  • 仕事で困っていること、目標管理の相談など
  • 毎週1on1できる部下は5人まで
  • 上司として指導することもある
  • 本当に問題があれば上司間で連携

出てきた意見は順不同です。様々な形式があると改めて感じました。とにかく相談相手だったり関係性の構築を目的として場を設けることがメインのケースが多いように思います。なので、決まった形はなく何かあった時に助け合ったり行動に移せる関係性ができているかどうかが落としどころかと思いました。

POの学びかた

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POの学びかた

  • ビジネス視点
  • 数字に強い
  • データ分析ができる
  • 世の中、市場のことを知る
  • 職種的には非エンジニアで、コンサル、マーケティング、Webディレクターなどが向いている
  • WhatとWhyが大切
  • プロダクトマネジメントトライアングル
  • POをさらにPdMとPjMに分担
  • より価値やプロダクトよりなのはPdM
  • PBIの切り方やプロダクトがいつごろ完成するかの判断はPjMに任せる
  • エンジニアがやる場合はエンジニアを捨てる覚悟がいる
  • 営業や企画から急にPOをやるのも戸惑いはあるかもしれない
  • サービスのマネジャーなどのキャリアパスに繋がるのでやりがいはある

エンジニアのチームがスクラムを始めたときにPOはどうやって学んでいくのかという主題でしたが、エンジニアとの両立は難しそうな雰囲気でした。ありえるとしたら、PdMとPjMに分担する事例に倣って事業寄りの人に協力してもらい分担することかもしれません。そんな人がいるのなら普通にその人にPOをやってもらうのがいいのでしょうけど…

言葉のカベをこえるチームビルド

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言葉のカベをこえるチームビルド

  • 文化の違い、前提の違い、その人の考え方の違いがある
  • 歩み寄りは必要
  • 違いをお互いに認識し合う
  • お互い歩み寄る意識なく仕事を求めて日本に来ているだけの人もいるかも
  • NGのルールを明確化して伝える
  • 一緒にご飯を食べる
  • たいていの人はカタコトの英語で最低限の意思は伝わる
  • 国によって自己主張の強さが違う
  • 自己紹介をし合う

日本人同士ではありえないような振る舞いを起こした事例もあったようで、全てを理解するのは難しいという印象でした。わりと変わった国の人と仕事をしているケースもあるようで、そもそもその国の文化がわからんというのもありそうです。ルールを明確化して言葉で伝えることも大切だとは思いますが、やはり一緒に仕事をする以上は自己紹介やご飯を食べるなどのお互いを理解し合うような場づくりというのが大事だと個人的には思います。

余談ですが、年末年始に読んだ『異文化理解力』を紹介しようかと思いましたが時間がなかったです。

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